ネグローニ Negroni

タンカレー
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ネグローニのアレンジ

甘めなネグローニ

もともと、甘い感じがあるカクテルです。

より甘くしたい方は、ドライジンを甘めなジンに変えるのもいいかもしれませんね。

例えば、フランスのエギュベルジンや、イギリスのタンカレーのマラッカジンや、オレンジフレーバーやレモンフレーバーがあるブルームスバリージンなんてのもいいと思います。

あとは、カンパリですね。

今の赤いカンパリとは違って、コーディアル・カンパリという透明なカンパリも以前は販売されていました。

苦味も抑えめで甘さが際立つカンパリなんですが、なんせ生産中止になってからだいぶ経つので、バーなどで見かけたらコーディアル・カンパリで作ってもらうと苦みが抑えられた甘さの際立つ「ネグローニ」を味わうことができますよ。

そんなのなかなか見つからないよという方は、ガムシロップをお好みの甘さになるまで入れてみてください。

甘いネグローニが飲みたい方には、ぴったりのテイストに仕上がりますよ。

アルコールが苦手な人におすすめなネグローニ

混ぜ合わせるものが全てアルコールを含んだカクテルですので、苦手な方はゆっくり飲むしかないかもしれませんね。

使用されるお酒の中でもアルコールが一番高いのが、ドライジンなので、量を少なく作ってみるとか。

もしくは、少々味が変わってしまうかもしれませんが、オレンジスライスの変わりにオレンジジュースで割ると飲みやすくていいですよ。

飲めそうなぐらいまでオレンジジュースで割るか、チェイサーをオレンジジュースにしてネグローニをゆっくり味わってみるか。

飲めそうだと思う、幅で楽しんでくださいね。

などなど、以上は例です。

ネグローニに合う料理&おつまみ

このカクテルを好んでいた「ネグローニ」伯爵も食前酒として愛飲されていたみたいなので、アルコールが得意な方なら前菜と合わせてでもいけそうですね。

イタリア生まれのカクテルですので、今回はイタリアンを連想するような料理をご紹介していきます。

テイスト的に甘苦いので、お肉料理が合います。

タリアータ(日本風に言えば牛肉のタタキ)やトリッパのトマト煮込みなんてどうでしょうか?

トリッパの煮込みにミントを入れて食べるのも好きな私なので、ジンのハーブが効いた感じやカンパリの甘苦い感じがより一層料理を引き立ててくれますよ。

がっつりお腹がたまる料理と合わせたいなら、ピザもいいです。
大概のピザにはチーズが入っていますよね。

このチーズが入っているおかげで、この甘苦いカクテルも邪魔をせずにいい相乗効果で楽しめちゃいます。

ご家庭なら、手作りでつくるもよし、宅配ピザを頼むもよしと、気軽に実践できますよ。

おつまみですと、オレンジやマンゴー、いちぢくなどのドライフルーツやナッツ類がおすすめです。

ネグローニの歴史(逸話)

発祥地でも知られる、イタリアのフィレンツェの「リストランテ・カソーニ」。

その後、店名が「GIACOSA ジャコーザ」と変わりました。

そして、2001年には世界的にも有名なファッション・ブランド「ロベルト・カヴァッリ」の傘下になり、またまた店名が変わりました。

今では、「カフェ・ジャコーザ・ロベルト・カヴァッリ」として営業しています。

ぜひ旅行の際には、ふらっと立ち寄って、本場の「ネグローニ」を堪能してください。

カクテル名にもなった、「ネグローニ」伯爵ですが、大の常連さんということもあり、お店では専用のグラスで嗜んでいたみたいです。

座る席も決まっていたかもしれませんね。

私のお店でも、専用のグラスで同じお酒を嗜んでいらっしゃる方も大勢います。

座る場所も空いていれば、いつも同じ場所に座ります。

昔からそういうところは変わらないんですね。

時代は変化して、世の中の暮らしが機械的になったとしても、人の感情は、誰が教えたわけでもなく受け継がれていくんですね。

いつか、カウンターの中に人工知能を持ったロボットが入ることが起こったとしても、その感覚はなかなか理解出来るようなことはないとはおもうので、これからも世の中から「止まり木の天使」を絶やさないように頑張っていかないといけないとつくづく思う1杯「ネグローニ」です。

ネグローニの注意点

まずは、ネグローニのカロリーからご説明させていただきます。

ジンにも色々な種類があります。

今回は、レシピでも使用しているタンカレー社のドライジンを使用した際のカロリーを計算していきます。

カンパリは、今は1種類しかないので、皆さんがご存知の赤いカンパリで。

スイートヴェルモットは、イタリア生まれのカクテルなので、イタリアの有名なマルティーニ社のスイートヴェルモットで計算していきます。

それでは、レシピのおさらいです。

  • ドライジン(タンカレー)  30ml
  • カンパリ  30ml
  • スイートヴェルモット(マルティーニ社) 30ml

まずは、ドライジン30mlからですね。

30mlをグラム計算します。
ジンの成分は大麦、ライ麦、じゃがいもなどの穀物・イモ類を使用した蒸留酒です。

なので、30ml=約28gとなります。

約28gのカロリーは、約80kcalとなります。

続きまして、カンパリ。
サントリー社が輸入しているイタリアのハーブリキュール。

こちらは、サイトでもカロリーを表示してあるので、そちらを参考にさせて頂きます。

40ml=70kcalですので、今回は30ml使用しますので、52.5kcalです。

そして、最後にスイートヴェルモット。
ハーブやハチ蜜をワインに浸透させて作ったワインの一種です。

まずは、グラム計算します。
100ml=105g
です。

今回は30ml使用なので、31.5gですね。
31.5gのカロリーは、48kcalです。

全てのカロリーが出そろいましたね。

合計は、約180.5kcalとなります。

結構、カロリーも高いカクテルですね。

しかも、今回使用しているものは、全て蒸留酒はではないので、糖質も気になりますね。

ジンは蒸留酒なので糖質は一切ありません。

が、残りのお酒には入っています。

カンパリは30ml=糖質がだいたい15gほど入っています。

スイートヴェルモット30ml=約16.4gの糖質が含まれています。

合計すると約31.4gと大変多いですね。

ちなみに、他の食材と例えますと、市販で販売されている素麺一束(50g)とだいたい同じくらいの糖質量です。

何杯も飲むことを考えさせられるカクテルですね。

健康のためにも、程々に嗜みましょうね。

それでは、今夜も素敵なバータイムを!!

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